『パンティー狂走曲2』
※サンデー15号サプリメントネタバレ妄想馬鹿えろ話なのでご注意。
「やた------------- !! 」
余りの嬉しさに薫は、アダルトでもキュートなレースのパンティーを両手に持って、
空に浮かびながら涙を浮べながら嬉々と喜んでいる。
「はくのは、大人になってからだかんな !? 」
気恥ずかしそうに、皆本は薫に叫ぶ。
そう今日は、ホワイトデーなのである。
一ヶ月前に、薫・紫穂・葵の三人による愛情を込めて作るつもりのチョコと、
キッチンが惨状的な状態となり、渋々紫穂の食べかけポッキーを包装して皆本に手渡したお返しなのだ。
どんな物をもらったとしても、律儀にお返しは果たす性格でもあるのだが。
最も、彼を大切に思ってくれている存在の彼女達から贈られたものだったのだから、
本音では嬉しかったのも確かだ。
そんなわけで、紫穂にはテディ・ベアのぬいぐるみ。
葵には、ハートの箱に入ったキャンディ。
薫には、何故か大人向けのパンティ・ショーツを贈ったのだ。
何故、薫だけがこれだというのは、以前色々あったのと、
薫のセクハラ的オヤジ言動に抗う気力が失せたということでもある。
何はともあれ、お返しをしたのだから、これで気がかりでもあった事は一つ解決したのだ。
「あ〜大人になるまで、履くなって言っていても無理だよ。今すぐ履きたいな〜」
相当、舞い上がっている薫はパンティーを振り回しながら、口に出すのだが。
「大人になったらと、今言っただろうが !! 」
「だって、もらったからには、あたしのもんじゃん。いつ履いてもあたしの勝手だし〜
あ、それとも今から履いたのを皆本に見せてやろうか ? ちらりとだけ 」
毎度のセクハラ的言動で、薫は皆本を挑発するように弄る。
「馬、馬鹿なことをいうな !! 大人をからかうんじゃない !!
そんなことを言うと、取り上げるぞ !! 」
何を想像したのか分からないが、皆本は顔を赤面させながら薫に怒鳴ると、
手にしているパンティーを取り上げようとするのだが、直前で薫は皆本の手の届かない場所に跳んでいく。
「駄目だよー。んふふふ…… あたしのパンティ〜だ・も・ん。
これ履いたら、皆本もあたしに、イチコロになるかも ?」
薫はパンティーを胸に大切そうに抱きしめ、
天井を見上げながら妄想らしきものを一人で思い描くのだった。
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「おい、見えているぞ…… 」
資料室で、資料を探していた皆本は、思わず目の前に広がる光景を凝視する。
肌色の瑞々しい肌の中に、薄く白いレースの着いたそれが。
「え、あっ、やだ ! 見ないでよ、皆本 !! 」
皆本に注意を促された薫は、顔を赤らめ腰をかがめて下を向いていた体勢を元に戻しながら、
後ろにいる彼に丸見えのパンティーを隠すようにスカートを押さえ込んだ。
薫もまた、皆本の資料探しを手伝っていた。
既に成人に近い彼女は、普段皆本とパートナーのように、行動している事が多い。
「見せたくないなら、そんなに短いスカートを履かなければいいじゃないか。
子供の頃は、見せるのを承知でミニスカートだったのにな」
「あれは、子供の頃の話でしょうが。今はそんなことしないわよ」
昔の自分の行動を指摘され、薫は思わずムッとなる。
「そうだな…… あの頃は子供だったんだよな。そういえば、
今、薫が履いていた物は確か昔、僕がホワイトデーに贈ったものじゃないか ? 」
以前、まだ子供の頃の薫に、渋々贈った記憶があったことを思い出す。
「覚えていたんだ」
以外な言葉に、少し薫は胸が弾む。
「そりゃ、贈ったほうとしては…… 普通、こんなものを子供に贈らないからな。
でも、履いてくれていたんだ」
遠い過去の記憶になっていた贈り物を、時が流れてもなお、
こうして使用していることに、どこか皆本は感動を抱いていた。
それが、パンティーであっても。
「だって…… 皆本が贈ってくれたんだもん。……
大人になったら履いてもいいって言ってじゃない。だから、今履いているの」
少し照れながら、薫は皆本から顔を背ける。
「そうか…… 」
恥じらいで顔を背けてしまった薫を見て、皆本はどこか男の本能をくすぐられる。
男勝りで、勝気な彼女が、時折見せる姿が可愛くて仕方が無い。
「薫」
「え ? あの、皆本 ? 」
優しげに薫の名を呼んだ皆本は、含みを持った笑みを浮べると、
一瞬で薫の背後にあった資料を調べる為の机へと自分の身体を折り押し付けながら、
薫を押し倒すような体勢を作る。
そして同時に、薫の太腿に手を伸ばし始めた。
「ちょ、ちょっと、皆本ぉー?! 何する気 ?! こんなところで!! 」
「こんなところで、薫が欲しくなっただけさ。
折角、僕が贈った物を履いてくれているんだから、これはお礼に脱がせないとね」
「そんなお礼なんて、いらないって !! 」
「昔からマセていた薫なら知っているだろ ? 男が女に服を贈るというのは、
後でそれを脱がす下心の意味を含んだから、パンティーも同じだろ ?
脱がしてもいいのを待っていただけさ」
意地悪そうに自分勝手な言い分をしながら、
素早く皆本は薫の太腿の内に手を滑らかせて、パンティーの中に指を滑り込ませる。
そして空いた片手では、薫のブラウスのボタンを外している始末。
あっという間に、胸元は肌蹴けされられ、思わず魅入るような乳房が露となった。
「無茶苦茶な事を言わないでよ〜私は、今日はその気は無いんだから !! 」
「その気が無い割には、もうここはこんなになっているんだけどな」
「あっ、やだ !! 」
皆本が求めようとしている行為を薫は、否定するのだが、
皆本は確信を抱いたような口調で、薫の下肢の付け根にあったパンティーを素早く足首まで滑り落とした。
その際、付け根の元から糸を引くように光る一筋を見逃すことなく、
元の源を上から軽く撫でるように、それを指先で絡めて、薫の目前に見せつける。
それは、淫靡に彼の指で輝いていた。
「や、やめてよ。そんなものを見せるなんて…… 」
自分からは見えない場所で無意識に溢れさせていたものを見せつけられ、
羞恥で逃げ出したい思いに掻き立てられる。
「口では、嫌だと言っていても、身体は素直なもんだよ」
羞恥に顔を染めた薫に欲情が更に湧き上がり、指先を再び薫の元の内に滑り込ませて、
その内部で激しくかき乱す。
「だから------- あんっ、そこは-------- 」
薫は口では抗おうとするのだが、皆本の言葉通り、自身の身体は過敏に反応を示す。
「凄く絡んでくるじゃないか。今日も具合がいいな」
薫の反応を楽しみながら、更に熱い奥深くまで弄ると指を激しく締め付ける。
次第に、内部からは今まで以上に溢れ出された。
「ほら、こんなに濡れているぞ」
指先をぬめり濡らしたそれを皆本は歓び、自分の舌で味わうように嘗めた。
いつ味わっても、己の欲望を高揚させてくれる麻薬のようなものである。
同時に、彼自身もエクスタシーを覚え下腹部に熱を帯び始めていた。
そんな皆本の姿を薫は目にしていると、普段とまるで別人のような本性が垣間見えてしまう。
男と女の関係の際は、限りなく自分本位なエロスを求めてくる姿が、
薫にはゾクリとしてしまう事があった。
これが、男の欲というものなのか。
そう今のように----------
だけども、それが嫌なわけではない。
服従させられるような行為を求められる時、薫もまた本心では何処かで歓んでいる面もあるのだ。
自分でも気付かない面を曝け出してくれるのだからと。
もう、薫は皆本に抗う事を止める。
こんな状況ではあるのだが、自分の欲望を止める事は出来ないだからと。
そう、身体が叫んでいたのだ。
「もう、僕の方も限界だな。挿入るぞ、薫」
素早く、昂ぶった自身を曝け出し、薫の中へと静かに収めた--------- 。
「あんっ、皆本ぉ !!」
受け入れた薫もまた、女の歓びを上げるのだった。
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「こぉーんな、妄想しているわよ。薫ちゃん。この先は、さすがに自主規制で言わないけど」
一人妄想に更けている薫の妄想を葵の瞬間移動で側まで近づいた紫穂が
黒い笑みを浮べながら読み取り皆本に伝える。
「薫―っ !! そんな勝手な破廉恥な妄想をするんじゃない !!
僕は決して、そんな思惑で贈ったんじゃないんだぞ !! 」
顔を真っ赤に染め上げながら、怒鳴り叫ぶ皆本と--------
「ちょっと、勝手にあたしの妄想を読まないでよ !!
妄想なのだから、いいじゃない !! 」
妄想から我に返った薫は、内容をバラされ紫穂に文句を言うのだが、紫穂は聴く耳を持たない。
むしろ、周囲の反応を楽しんでいる。
「妄想でも、そんなことを子供の頃から考えるんじゃない !!
もう少し、子供らしい事を考えていろ !! 」
あられもない薫の妄想に、怒肝を抜かれた皆本は身体を震わせている。
「子供、子供って、うるさいんだよ !! もう少ししたらあたしだって、
大人になるんだから、今からそういう展開を考えていてもいいじゃんか !! 」
「ぐわっ !! 」
ここまで来て、子ども扱いされて癪に障った薫は、皆本を毎度の如く、
皆本を壁に念動力でめり込ませた横に、紫穂は近寄ると皆本の腕に触れる。
「文句は言っているけど、皆本さんも今の薫ちゃんの大人な妄想を想像していたみたいよ。
結構歓んでいるみたい、男としては」
「勝手な事を言うな、紫穂 !! 僕はそんなことなんか----------- 」
「あら、嘘は言っていないわよ、皆本さん。ちらりでも考えてしまったら本当のことだもの。
男って、本能に逆らえない悲しい生き物ね」
どこか楽しみながら軽蔑を含んだような笑みを、紫穂は皆本に向けるのだった。
「なぁ…… さっきから、濡れるとか起つとか、挿入るとか、何の事何や ?
うち、全然わけわからんわ」
周囲が話している言葉の意味が分からない葵は、首を傾げながら皆に尋ねる。
「…… 葵ちゃんは、もう少し大人になってから意味を知った方がいいわ」
「だよな。今の葵には刺激が強すぎるな」
葵の性格を知っている二人は、とぼけるような態度でそう葵に返す。
「なんでやん。うちにだけ秘密だなんてずるい !! うちも知りたいのに !! 」
「…… 大人になるまで知らない方が、幸せなこともあるんだ。葵は知らない方がいい」
せめて葵だけは、普通に大人になってから知ってほしいと本心から願う皆本であった。
日々、薫と紫穂にセクハラまがいのことをされている彼には、
葵のような無知な存在がありがたいのかもしれない。
しかし、二十一の皆本には、子供の彼女達には欲情など覚えないのだが、
若くて溜まりやすい年頃の彼は時折、彼女達の大人の姿を妄想して、
一人性欲処理をしていることなど、間違っても言えないことだった。
そして、今日の薫の妄想していた光景を、後におかずにしていたなどとは絶対に。
男というものは、本当に本能に逆らえないという紫穂の言葉に皆本は否定が出来ない。
しかし、それでも彼は誓う。
決して、自分は大人になった薫のパンティーを脱がそうとは思わないと。
それは、近くて遠い未来、結局破る事になるのだが----------
終わっておきます(汗)書き逃げ逃亡〜。
2008・03・12
えー、久々の意味なし馬鹿っぷる馬鹿エロ話です。
ぬるいエロですみません。
しかも、途中で打ち切り!
これ、ギャグで書いたものですから(おいおい)
15号サプリメントののパンティー贈られた場面見たら、瞬時に浮かんだのがこれなので(汗)
薫に贈ったなら、いつかは皆本が脱がすだろうと!これは、薫の妄想だけど!(おいおい)
常にエロ構成しか脳内にないようです自分。
にしても、パンツエロネタ多いですな。自分(苦笑)
ところかまわず、欲情する皆本も多いですけど。
ブラウザの×でお戻りください。